小~中規模小売店向けEOSシステム(HOS)

HOS」(エイチ・オー・エス)は小~中規模の小売業向けに開発した基幹系システムです。在庫・販売管理、電子発注、物流に至るまで、店舗運営にかかわるソリューションをワンストップで提供します。

HOSの概要

HOS」とはHyper electronics Ordering System & Managementの頭文字からとった当社の独自の商品名です。2004年に開発し、現在でもお客様にご利用いただいています。

HOSでは商品情報の一極集中管理により、誰でも簡単に適正価格で発注できるしくみを構築しました。また、商品ごとの販売数量や利益貢献度を見える化し、店舗ディスプレイや商品構成の見直しができるようになっています。今では当たり前になった電子発注システムも、店舗運営の効率化と経営改善の観点から当社は早い段階から着目していました。

店舗の運営にかかわる業務を一括で管理することにより、生産性の向上と売り上げ拡大に寄与するシステムです。

製品パンフレットはこちらからご覧ください。

業務の流れ

【商談】

分析データをもとに取引先と商談を行い、マスター登録します。
他の取引先との原価比較や、販売数を確認しながら商談が行えます。

【発注】

ハンディーターミナルやCSVファイルを利用して発注業務を行います。
発注データはEDIや自動FAXで取引先に送られます。
商品ごとに最終発注日や数量条件による特売情報を表示するので、発注の重複がないか、最安条件がないかといった確認ができます。

【受入れ】

発注データをもとにハンディーターミナルで検品を行い、入庫数や欠品の登録をします。
検品情報は会計データと連携するため、取引先からの請求チェックを簡単に行えます。

【値付け】

店舗の販売数や企業内多店舗の売価を確認しながら売価設定ができます。
POSインターフェイスも整えているため、全店舗への売価配信も行えます。

【品出し】

条件を指定すればシステムに登録されているバーコードや商品名、売価のデータ出力が行えます。POPの作成にも活用できます。

【販売】

POSメーカーのインターフェイスも構築しているので、総売上・部門売上・単品売上まで分析ができます。
複数店舗を展開している場合も、全店舗での比較や総合計の分析ができます。

【棚卸】

ハンディーターミナルでバーコードと数量をスキャンすれば、マスターに登録されている原価とマッチングさせて、単品の在庫金額や部門別在庫などが自動で集計されます。
検品・販売データから作成された理論在庫との比較が行えます。

【分析】

売上・利益の店舗総合計から単品分析が行えます。販売数や利益率から取引先との商談に活用できます。
※オプションで販売予測AIも活用いただけます。

システム構成

システム構成

業務の流れ

【セキュリティー】

担当者ごとにIDとパスワードを管理します。権限設定により機能制限も可能です。
WAN環境にはVPNを使用し、他からの侵入を防ぎます。

【商品登録の効率化】

商品ごとに取引先別の原価を即座に表示するため、商談時間を短縮できます。また、その場で商品登録も行えます。既定のExcelCSVファイルを使用することで、定番商品や特売商品登録も一括で行えます。

【発注時間の短縮】

HOSを使えば、仕入れ商品を取引先ごとに発注する必要はありません。ハンディーターミナルでバーコードと数量を入力するだけで最安値の取引先に振り分け発注します。そのため、取引先を調べる・原価を確認するといった発注時間を短縮できます。

【データの一元管理による業務効率化】

商談から発注、販売までのデータを一元化するため、検収・買掛・売上・利益など、HOSですべて管理することができます。
また、検品データから買掛データの作成など業務の流れに沿って自動的にデータを作成するため、システムごとに異なる方法で行っていた伝票入力や商品登録などの作業時間が短縮します。
さらに、データベース一元管理を行うためのPOSインターフェイス、会計システム、POPシステムのデータ連携も整っています。

お客様の事例(株式会社ヒーロー様)

HOSは茨城県の大手ディスカウントスーパー、株式会社ヒーロー様https://www.hero-jpn.co.jp/で採用され10年以上継続してご利用いただいています。

HOSの機能を活用し、業務効率化を実現しながら「良い品をどこよりも安く買えるお店」としてディスカウントストア業界をリードしてこられた株式会社ヒーロー様。HOSの導入当時、7店舗だった事業はみるみる拡大し、現在は12店舗を運営されています。